こんなお悩みありませんか?

  • 現在の状況で、離婚が認められるのだろうか
  • いつも相手に言い負かされてしまうので、味方になってほしい
  • 離婚をするとき、どれぐらいのお金が動くのか

お金の問題

離婚手続きと同時に決めておきたいのは、以下の4点です。

慰謝料

暴力や浮気などによって受けた精神的なダメージを補償する金銭です。必ずしも離婚を申し出た側が支払うわけではないことにご注意ください。

養育費

未成年のお子さんがいる場合、扶養する側は相手側に対し、成人するまでに必要な費用を請求することができます。

婚姻費用

生活する上で必要な家賃や食費などの費用は、別居をしていたとしても、夫婦間で分担し合うのが原則です。ただし、実費ではなく、独自の算定表を用いて計算します。

財産分与

結婚してから築いた夫婦間の財産を双方で等分します。預金や取得した不動産のほか、年金や各種保険、現在離職した場合に支払われるはずの退職金などが考えられるでしょう。なお、収入の有無とは無関係であり、専業主婦であっても分与は行われます。

子どもの問題

お子さんを直接育てるには「親権」の獲得が必要になります。一般には母親が有利ですが、元配偶者との連絡が途切れてしまうような解決方法は、できるだけ避けてください。お子さんが成人を迎えると、どちらの親と暮らすかを本人が決められるようになります。将来的な選択の自由を奪うような行為は慎みたいものです。

離婚原因(DV・モラハラ・性格の不⼀致・不倫・浮気)

裁判で決着を付ける場合は、証拠の有無が問われます。弁護士なら、録音をはじめとした証拠集めのアドバイスが可能です。一方、「性格の不一致」のように理由がはっきりしていない場合は、調停や話し合いによる合意を目指した方が確実でしょう。裁判では認めてもらえない可能性があるからです。

離婚相談を弁護士に依頼するメリット

最も大きなメリットは、「何が証拠になるのか」を把握できることでしょう。資力に余裕があれば調査会社を利用することも考えられますが、裁判で認められる資料がそろわないと意味がありません。逆に、ご自分で集めることも可能ですので、事前に相談されてはいかがでしょうか。

離婚・男女問題についてのケーススタディ

暴力に対する慰謝料請求のケーススタディ

ご相談内容
結婚して3年目になる女性からのご相談。夫からたびたび暴力を受けているので、離婚して慰謝料を請求したい。
当事務所の対応
ご依頼者の顔や腕などに生々しいあざが確認できましたので、保護命令を申立てた後、医師の診察を受け、診断書をもらうようアドバイスいたしました。
結果
行為者であるご主人に接触を図ったところ、「妻からの暴力を防いだ結果だ」として調停が成立しなかったので訴訟を提起。裁判では、こちらの主張が認められました。
ポイント
暴力を受けたら、ご自分の傷痕や相手方が壊した物の写真を撮り、証拠固めをしておきましょう。提出できるものが多ければ多いほど、より有利な主張をすることができます。

自宅マンションの評価額を巡る係争についてのケーススタディ

ご相談内容
結婚して20年以上になる女性からのご相談。離婚を考えているが、子どもの学区を変えたくないので、現在の住居に住み続けたい。
当事務所の対応
離婚事由について確認したところ、夫の浮気が原因とのこと。また、現在住んでいるマンションの住宅ローンは完済していました。離婚調停では、マンションの評価額について夫側と合意ができなかったため、不動産鑑定を行いました。
結果
不動産鑑定で、こちらの主張に近い評価が出たため、その金額を基準として財産分与を行いました。
ポイント
本来であれば、夫に対し、マンション評価額の2分の1に相当する金銭を支払う必要があります。今回のケースでは、浮気による慰謝料的な点を考慮してもらい、ご依頼者の負担を低減しました。

離婚・男女問題についてのよくある質問

Q

裁判を利用して、結果をいち早く出したいのですが?

A

離婚問題には「調停前置主義」が採用されていますので、一足飛びに裁判を利用することはできません。これからの人生を決める重要事項ですから、後悔することのないよう、じっくり諸条件を詰めてください。

Q

財産分与に含まれない資産を教えてください。

A

個人の資産は除かれます。具体的には、独身時代から持っていた預金や、個人的な贈与など。

Q

リストラに遭って収入が断たれてしまったのですが、養育費の支払い条件を変更できるでしょうか?

A

原則として可能です。ただし、調停や裁判を再度申立てる必要があるでしょう。

離婚・男女問題のよくある質問記事一覧

Q.妻から嫌がらせで離婚を拒否されています。離婚の方法と裁判の流れを教えて下さい。

Q.夫と離婚の話し合いをしたいのですが、決めることや注意点は何でしょうか?

Q.夫のDVから逃げて離婚するには、どこに相談して何を準備したらよいでしょうか? 

Q.DVの夫と離婚したいのですが、保護命令の内容と流れを教えて下さい。

Q.DVの夫の精神的暴力(暴言)を理由に保護命令は認めれるでしょうか?

Q.離婚で親権者になれない場合に、監護権を持つことはできるでしょうか?

Q.離婚裁判で別居中の子供を連れ戻しても犯罪や不利に扱われたりしないでしょうか?

Q.不倫(浮気)している夫と離婚するのにどんな証拠が必要でしょうか?

Q.浮気(不倫)した夫と離婚したいのですが、慰謝料の相場はいくらでしょうか?

Q.夫の浮気(不倫)相手に慰謝料を請求したいのですが、相場はいくらでしょうか?

Q.浮気(不倫)をした夫(有責配偶者)から離婚を請求されているのですが、離婚は認められるのでしょうか?

Q.浮気(不倫)をした私(有責配偶者)は何年の別居期間で離婚できるでしょうか?

Q.離婚するため別居中のDV(暴力)夫と子供との面会を拒否できないでしょうか?

Q.DV(暴力)夫への保護命令の期間が終了するのですが、延長するにはどうしたらよいでしょうか?

Q.離婚にあたって父親が親権者になるにはどうしたらよいでしょうか?

Q.浮気(不倫)をした妻と離婚するのに、妻が親権者になれるのでしょうか?

Q.離婚した元妻が子供の面倒を看ません。父親に親権者を変更することはできないでしょうか?

Q.離婚のため別居中に夫に連れ去られた子供を引き渡してもらうにはどうすればよいでしょうか?

Q.離婚する妻に面会を拒否された子供と会う方法と条件について教えて下さい。

Q.離婚する妻が審判で出た子供との面会に応じません。強制的に面会させることはできないでしょうか?

Q.専業主婦の離婚の財産分与の割合はどれくらいですか?借金はどうなりますか?

Q.医師(会社経営者・個人事業者)が離婚するときも財産分与は半分になるのでしょうか?

Q.離婚にあたって住宅ローンが残っているマンションの財産分与はどうなるのでしょうか?

Q.離婚の財産分与で親から援助(贈与)されたマンションの頭金は返してもらえるのでしょうか?

Q.離婚の財産分与として退職金をもらうことはできるでしょうか?

Q.結納や婚約指輪がなく結婚の口約束だと、婚約破棄の慰謝料を請求できないのでしょうか?

Q.婚約破棄の慰謝料を請求するためには、どんな理由があればよいでしょうか?

Q.一方的に婚約を破棄されたのに結納金を返さないといけないのでしょうか?

Q.婚約を破棄されたのですが、慰謝料はいくら請求できるでしょうか?

Q.婚約を破棄されたのですが、慰謝料以外にどんな損害を請求できるでしょうか?

Q.離婚すると私と子供の戸籍や姓(氏)はどうなるのでしょうか?

Q.モラハラ(精神的DV)の妻から嫌がらせで離婚を拒否されています。どうしたら離婚できるでしょうか?

Q.セックスレス(性交渉拒否)で離婚できるでしょうか?慰謝料はいくらでしょうか?

Q.夫のモラハラ(精神的DV)による離婚の慰謝料の相場はどれくらいでしょうか?

Q.夫のDVで離婚するとき住民票、生活保護、健康保険、子供の学校はどうしたらよいでしょうか?

Q.妻からDVで保護命令の申立をされたのですが、どうしたら却下されるでしょうか?

Q.離婚する妻が私の浮気(不倫)を理由に子供との面会を拒否しています。やはり子供と面会できないのでしょうか?

Q.セックスレスで浮気した夫からの離婚は認められますか?慰謝料を請求できますか?

Q.夫の浮気(不倫)相手に慰謝料を請求したら夫婦関係は破綻していたと言って慰謝料を払いません。慰謝料を請求できないのでしょうか?

Q.夫の浮気(不倫)相手に慰謝料を請求したら結婚しているとは知らなかったと言って慰謝料を払いません。慰謝料を請求できないのでしょうか?

Q.ギャンブル依存症の夫と離婚できるでしょうか?慰謝料の相場はいくらでしょうか?

離婚・男女問題の相談を迷っている方へのメッセージ

離婚に関する相談を、ご家族や友人に持ちかける方がいらっしゃいますが、あまりお勧めできません。「悩みを聞いてほしい」レベルなら構いませんが、根拠のない「できるはずだ」「心配ない」をあてにすると、かえってトラブルの原因になりかねないでしょう。具体的な条件面のアドバイスが必要なら、専門家をおたずねください。

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